ルーチェ デッラ ヴィーテのモンタルチーノ(左)とルチェンテ(右)が入荷しました。
モンタルチーノはまた何とも美しいボトルです。輸入元のコメントを紹介しますと、「天才ロバート・モンダヴィと名門フレスコバルディが
タッグを組んで生まれたジョイントベンチャー「ルーチェ」。
輸入量僅か、稀少価値の高いブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。
ルーチェは1995年、イタリア人のマルケージ・フレスコバルディと
アメリカ人のロバート・モンダヴィの2つの家族によって共同で立ち上げられました。
ロバート・モンダヴィと言えば、ルーチェの前にカリフォルニアで
「オーパス・ワン」を大成功させた、
アメリカ最大のワイナリーを所有する、天才醸造家です。
フレスコバルディ家は総耕作地1000haを抱え、
オルネッライアなど9軒のワイナリーを所有しているトスカーナの名門です。
この二つの家族がタッグを組むことによって、
ジョイントベンチャー 「ルーチェ・デッラ・ヴィーテ」が誕生しました。
ルーチェが他のスーパータスカンと異なる点は、
ボルドーブレンドのカベルネ・ソーヴィニヨン主体の造りではなく、
あくまでイタリアの土着の品種サンジョヴェーゼを多用し、
イタリアらしさを残そうとした点です。
ルーチェ・デッラ・ヴィーテは海抜350-420mという、
モンタルチーノの中でも高地に位置しています。
この土地の上部分は、ガレストロと呼ばれる片岩と砂岩が混ざった白亜質の土壌で、
水はけが良く、有機成分は少ないという、
サンジョベーゼ種を育てるのに理想的な条件を兼ね備えています。
一方、そこから低地に向けての土地は、
粘土を豊かに蓄えるメルロ種に最も相応しい土質でした。
こうして土壌の個性に合った品種、サンジョヴェーゼとメルロを使った
スーパータスカン「ルーチェ」が誕生しました。
こちらの「ルーチェ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」は
「ルーチェ」と同じモンタルチーノ地区のカステル・ジョコンドの畑から採れる
サンジョベーゼ100%からつくられるワイン。
その生産量はルーチェの約4分の1と言われており、
日本への輸入はごく僅かという大変稀少価値の高いワインです。
2009年は優れた品質のブドウが収穫された優良年。
春は前年に続き雨が多く、病害の防除のために苦労の多い季節でしたが、
6月と7月は反対に降雨は少なく、ブドウの樹は非常に良いスピードで成長しました。
9月は夜の気温が低く、昼間は日照量に恵まれて気温が上がったため、
理想的な酸とアロマを持ったブドウが収穫されたのです。
輝きのある濃いガーネット色。
ブラックベリーやブラックカラントの野性味あふれる果実の香り。
スミレの花やバルサミック、リコリスの甘く複雑なニュアンスも感じられます。
焦がしたオーク、ダークチョコレート、エスプレッソなどのローストしたブーケ。
パワフルな果実味とベルベットのように滑らかなタンニンが感じられる味わい。
いつまでも続く余韻が心地よい力強くエレガントなスタイルです。
飲み頃:2017~2023年
評価:ワインアドヴォケイト(パーカーポイント)にて90点を獲得」
すごいコメントです。思わずもっと高く売ろうかなと思ってしまいました。(しませんよ。)
あと、2年飲み頃まで寝かしときます。