パスタというと、とても種類が多いので、手打ちの長いパスタを中心に少し紹介します。
先ず、パスタとは捏ねたものをパスタとよびます。パンやピッツァの生地もパスタと呼びます。
パスタ料理として食べるパスタには手打ちのものと工場生産の乾麺があります。後者に日本人の大好きなスパゲッティがあります。
手打ちの長いパスタでよくあるのは
タリオリーニ 2mm厚の2~3mm幅くらい
タリアテッレ 2mm厚の6mm幅くらい
パッパルデッレ 2mm厚の15mm幅くらい
などです。厚みは大抵パスタを伸ばしながら下の木目の透け具合で調整します。手で切っているからか幅は地方によってけっこう違いがあります。僕のいたところではタリアテッレ5mmくらいタリオリーニ3mmくらいでけっこう似た幅でした。地元のコックの娘に「これどっち?」って聞くと少し考えてから答えが返ってきたくらいで。しかもレストランによってはタリアテッリーネなんてメニューもあってなかなか複雑です。
あとローマのほうのフェットゥチーネ(7~8mm幅)も有名ですね。
マルケでは、マッケロンチー二 ディ カンポフィローネという長い名前のパスタがあります。厨房では長いのでマッケロンチーニと呼んでいました。これは極薄く延ばしたパスタを2mm幅に切ったもの。うちでは白トリュフのソースのパスタで秋にときどき登場してます。